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〔本感想〕 人類は衰退しました4 田中ロミオ

◆ 体長10センチの人類・妖精さんとのあいだをとりもつ調停官の「わたし」。今回も騒動に巻き込まれる。

妖精さんの、ひみつのこうじょう
 「わたし」の仕事は、衰退した旧人類にかわって繁栄(?)している、体長十センチていどの人類「妖精さん」が巻き起こす様々な問題を、どうにかおさめること。

 前巻の失態で責任を取らされ、自慢の長い髪をばっさりと切らされた「わたし」。
 髪が伸びるまで家の中にずっと隠れていたいと思っていた「わたし」ですが、クスノキの里に、食料不足の事態が直撃します。狩りに出た男たちにかわり、ニワトリを「しめる」集まりに駆り出されることに。

 しかし、男の代表者から託された作業工程メモには、
STEP1 ニワトリを●す
 と記されていて、「わたし」含め、荒事に不慣れな女たちはしり込み。いざ●す段になり、ニワトリに逃げられてしまう。

 そうしていよいよ食べ物が不足したとき、流通経路不明の「ようせい社」の缶詰が出回りだす。
 直後、逃げたニワトリが各地で目撃。けれどなぜか目撃されたのは、ぷるぷるの生肌をさらした状態で、つまり食肉加工された状態で歩いているニワトリの姿でした(怖い)。
 そしてそのニワトリには、「ようせい社」のロゴマークが……。
 「わたし」は、上司の「おじいさん」とともに、妖精さんが絡んでいると思しき工場へ査察に向かいます。


 この巻もまたゆるい空気感の中で、ときどき現代社会への皮肉がでてくるお話に仕上がっています。
 お菓子が大好きだけど自分では作れない妖精さんに、お菓子作りが趣味の「わたし」が慕われすぎた弊害(妖精さんがクスノキの里に一極集中)なんかも徐々にでてきたりして、相変わらずやる気のない「わたし」にも、サバイバル能力が身についてきました。おじいさんとの関係性もなかなか楽しい。
 読み始めるとのんびりとおもしろく、次の巻もそのうち読もうかなという気にさせられました。前巻を読んだのは1年半前なので、そのくらいになりそうですが。


(欄外)
という文章をだいぶ前に下書きして放置してました。この紹介文から1、2年経ってそうなのでそろそろ5巻を読むかもしれません。
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