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〔漫画感想〕 青猫について(1) 小原愼司

青猫について 1 (ビッグコミックススペシャル)

◆ 戦後間もない街を放浪し、仇を求めて刀を振るう少女「人斬り青猫」。きょうもならず者たちを斬って斬って斬りまくる。


 戦後間もない街から街を放浪、仇を求めて刀を振るい、害意を向けてくるならず者たちを片っ端から斬り捨てる少女。ついた異名は「人斬り青猫」。
 過去に縛られ、毎朝、恐怖の叫びとともに目を覚ます彼女は、きょうも火男(ひょっとこ)のイレズミをした男たちを捜し、斬って斬って斬りまくる。

 主人公の青猫はその卓抜した剣技とは裏腹に、口を極めて罵られても、外国語で話しかけられているように首を傾げ、笑顔を見せるような世間知らず。
 そんな彼女の相棒は青猫よりもいくぶんか幼いノブという少女で、年齢とは逆に青猫よりも一般常識をわきまえています。彼女は色町に売られた姉を捜して、青猫を「おさげ」とだけ呼んでともに歩いています。

 箱入りお嬢様のような青猫と、生き延びるすべを知るノブのやりとりだけ見れば少しだけかわいらしいですが……ひとたび青猫に刀を抜かせれば、命乞いも通じず、善悪の勘定を超えた制裁が加えられます。
 ならず者たちを殺した後、その場の秩序がどうなろうとお構いなし。警官やアメリカ兵に見つかる前にと、ノブにうながされ、ふたりそろって逃げだします。

『他の仇の居場所も聞かずに、バッサリやっちゃってさ。どうかしてる。』
 ノブの言葉に青猫は微笑みながら、
『ケダモノは一匹ずつ捜し出して、斬ればいいのよ。』

 描写はけっこうグロテスクなので、苦手な方はうっかり間違って買わないようにご注意を。
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