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〔本感想〕 ペネロペおねえさんになる アン・グットマン

ペネロペおはなしえほん (14) ペネロペおねえさんになる (ペネロペおはなしえほん 14)

◆ 他人の間違いにちょっとだけ寛容になれる絵本

 電子図書館で、普段なんとなく恥ずかしくて借りにくい絵本を読んでみました。シリーズ1~14まで読んでの文章です。

 ペネロペはよく間違えるうっかりやさん。日曜日に幼稚園に行く支度をしたり、おかあさんと買い物に行ってはぐれてしまったり。けれど何度失敗しても、「でも、だいじょうぶ」。ちょっとだけ工夫して、間違いを楽しんでしまう。

 ペネロペが考えるときは選択肢が示されるので、読んでいる子供は、次のページの答えに行く前に、自分で選ぶことができます。「オレンジ!」「黒! 黒!」と騒がしく声を上げたり、すでに知っていて「これ知ってるよ、黒だよ」と誇らしげに言うかもしれない。

 あえて隙を見せる、あえて間違いを作ることによって、子供たちの声を誘う。
 一人で読んでも楽しめるのでしょうけど、読み聞かせて、参加することで本領を発揮する絵本なんでしょうね。『ペネロペ かずをかぞえる』『ペネロペ いろであそぶ』など、毎回タイトルにある「ペネロペ」の部分には、おそらく「わたし/ぼく」が入ります。

 きょうは あいさつを たくさん おぼえたよ。
 かえるときには さようなら。
 わるいことを しちゃったときは ごめんなさい。
 おともだちに さいしょに いうのは こんにちは。
 なにか してもらったときは ありがとう。
(シリーズ8『ペネロペあいさつできるかな』)

 なんてことない1ページなのに、クレヨンで描かれたようなかわいらしい絵と相まって、なぜかちょっと、涙腺が……。
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